暴力反対

今日は晴れた。

昨夜、ショッキングな映像を観たため、気分がわるくなってしまった。暴力はよくない。絶対にだめだ。人間が人間に暴力を振るうのはよくない。ケンカやめよう。おそろしいことになる。戦争反対。暴力反対。日本という恵まれた国は貴重だ。つまらないとか、退屈だとか、そういうもんは、全然いいことなのだ。こわいことがないことはいいことだ。平和に暮らそう。暇でも退屈でもいい。人と人とが支えあって、思いやり、優しさ、愛を持って生きていく。それがとてもとても素晴らしく、いいことだ。戦争はやめよう。ケンカをやめよう。絶対にあってはならない。…と、そんな気分になった。そのために、格ゲーをしばらくやりたくなくなった。殴るとか蹴るとかよくない。

とはいえ、だんだんと恐怖感、嫌悪感は薄れ、格ゲーを再開。が、やはり、ゲームとはいえ、人を傷つけることを躊躇いがあったのか、だいぶ負けが多かった。一通のフレンド依頼がきていたが、通知を切っているため、あとから気付いた。承認ボタンを押すと、依頼はキャンセルされたというメッセージが表示された。

最近は、動画サイトにいるか、はてブ人気記事を読んでいるか、2ch まとめサイトのまとめを見ているか、てっけんオンラインをやっているか、という感じの趣味である。ツイッターは、流し見ているが、自分から発言することが久しくない。というのも、このブログの記事を書くともう、書くことがなくなってしまうのだ。

話は昨夜に戻る。

寒々しく頼りなくなった心をあたためるため、ほのぼのとしたアニメを観ることにした。普段は全く観賞しないたぐいのジャンルである。ニャル子さんの冒頭で、人間を殺害したというエピソードが流れ、やめてくれと思った。いつもなら、そういう要素こそおもしろく感じられるのだが、今は平和的なものだけを得たいのだ。が、全体的にハートフルでよかった。ゆゆ式では、トリッキーな会話が積み重なっていた。突き指をした生徒に対して、まずネタ発言をするという反応が不快だった。一目散に駆けつけてほしかった。優しさしか求めてない。が、なかなか BGM としてはおもしろかった。

ほのぼのとしたものを摂取できたように感じたが、しかし、根本的な解決にはならなかった。現実に存在するおそろしい物事から目を背けられるだけであり、克服したことにはならない。まずは毒抜きをしなければならない。どうやるか。わからない。人間が痛みや苦しみ、悲しみ、恐怖を感じることが、とてもつらい。それらをなくすことは、生きている以上、決してできるものではない。風ノ旅ビトに出てくる、布の生物のようになれたらいいなと思う。現実には、クラゲに近い。