50: 部屋に蚊/音ゲー

あっつい。網戸しているのに、部屋の中に蚊がいて、刺された。すばしっこいので殺すことができなかった。シャワーを浴びて戻り、窓を見ると、蚊が網戸に張り付いていた。妊娠中のメスは、生物の血を吸い、養分を獲得すると、水面に卵を生み、その使命を果たすと、死ぬ。きっと、卵を生むために、外に出ようとしたが、出られなかったのだろう。網戸を開けると、彼女は姿を消した。

久々に DJMAX TECHNIKA TUNE をやった。曲はけっこうおもしろいのだが、操作性が最悪だ。画面にタッチする指と手が譜面を覆い隠してしまい、難易度がうんと高くなる。ただでさえ難しいので、上級コースが無理ゲーである。

音ゲーで一番おもしろいのは、パカパカパッション SP である。このゲームに敵う音ゲーに未だ出会ったことがない。ビーマニも好きだが、ボタンを押せば一音鳴るとは限らず、サンプリングフレーズであることもしばしばある。それだと、いまひとつ、演奏しているという感覚が得られにくい。DJ がテーマのゲームだから、演奏感覚を求めるほうが間違っているのかもしれない。

そういえば、DJ なのにサンプラーを叩きまくるというのは、現実ではありえない。それは DJ ではなく HIFANA のようなパフォーマーである。

パカパカは、ボタンを押すと、一音だけが鳴る。そこがおもしろい。全てを自分で演奏できる。わざとタイミングをずらしたり、押さなかったり、違うボタンを押したりして、即興でアレンジもできる。そして、何よりも、ボタンを叩くように押すのが気持ちいい。家庭用ゲームのコントローラーでは、その感覚は得られないので、ゲーセンに行くのが手っ取り早いのだが、もう 10 年以上前のゲームであり、一部の層からは今もなお支持されているが、今じゃ、どのゲーセンに行っても、まず、置いてあることはない。ぷよぷよ級の人気がなければ利益を出せないのだろう。

ナムコは新しいパカパカパッションをアーケードに投入すべきであるし、大ヒットしてほしいものだ。