Free! 3

こないだ行けなかった歯科に行けた。

午後には、雨が降っていた。

クリムゾンの迷宮を読み返していて、思い出したが、登場人物による台詞の中に、腰を痛めるぞ、という部分がある。別の人物が、重い物を持ち上げようとしているときの発言だ。腰を痛めないためには、腰を落とすといい、とも言っている。これは、この本を最初に読んでから、今の今まで、実際に役立っている知識だ。今日まで腰を痛めたことがないのは、重い物を持ち上げるときに、腰を落とし、全身を脚力で持ち上げるようにしているからだ。

客観性のある詩は良い。「思った」や「悲しい」などの言葉を使わない。映像が思い浮かばないからだ。かわりに、「顎に手を当て首を傾げた」や「涙が流れた」などを使う。そうすることで、誰かがそうしているイメージが心に描かれる。

「じっと手を見る」という有名なフレーズも客観性がある。誰かが手を見ている姿が思い浮かぶ。その人が、手を見ながら、何を考え、感じているのかは示されていない。読者は、そのイメージを元に、感情を想像する余地が残されている。豊かな表現手法である。

久々に本命ロジャーでランクマをやっている。せっかく三段までいき、しばらく、戦わず、キープしていたが、とうとう降段してしまった。これからは、段位を気にせず、気軽に遊ぶことにしよう。プレマより、ランクマのほうが、強い人が多くて、おもしろいのだ。

最近、また、脇見恐怖が激しくなってきた。人の目がある場所を歩いているだけで首と目が疲れる。携帯音楽プレーヤーを使えば、症状が軽くなると思っていたが、そんな効果はないらしい。

Free! 3 話を観た。回を重ねるごとにおもしろくなっている。新しいキャラが、主要メンバー入りしたのだが、そこに至るまでのエピソードが、いい話だったので、泣いた。一生懸命やっているのに、頭でっかちで不器用さが払拭できず、伸び悩んでいる、ピュアな人間が、畑違いのジャンルで、至高の美しさを目撃し、その表現者への憧れが開花した瞬間。