Opera font HWA, 仮想メモリ

Opera 12 フォント不具合

Opera 12.16 を使っていたら、フォントの表示が微妙におかしいことに気が付いた。文字と文字の間隔が狭くなっているのだ。設定画面から、フォントを設定しなおしたり、再起動したりして、いくらか試してみたが、全く改善されなかった。文字間の調整のことをカーニングというらしいので、opera:config で検索をかけたが、それらしき項目は見当たらなかった。よくよく思い出してみると、最近、Enable Hardware Acceleration をオンにしたことがあった。PC の余った力を最大限に活用すべく、これを有効にしてみたのである。ためしに、オフにして再起動すると、直った。一見、フォントとは全く関係なさそうな設定が、実は、影響していたのであった。

仮想メモリの設定

物理メモリは 4GB だが、Process Explorer でメモリ使用量をモニターしていると、だいたい、1.5GB 程度しか使っていない。ためしに 10 個ほどアプリケーションを開いてみる実験をしたが、高々 3GB 弱しか使用されなかった。仮想メモリである C:\swapfile.sys が 3GB ほど確保されていたが、物理メモリを使い切らないのに、余分にもう 3GB もあるのは、ハードディスク容量の浪費である。そこで、仮想メモリの上限を 1GB に減らした。くわえて、仮想メモリのファイルは、Windows システムがインストールされているパーティションとは別のパーティションに配置することでパフォーマンスが向上するといわれているので、おまけに、それも行った。

再起動すると、何の不具合もなく PC が動いたが、特にパフォーマンスが上がった気もしなかった。それから、仮想メモリのファイルは、別のパーティションに移したはずなのに、なぜか、まだ C ドライブにも残っていた。サイズは 256MB になっていた。削除を試みるも、不可能であり、attrib コマンドによる属性変更も拒否された。どうせ削除できないのなら、これを仮想メモリとして使うのがハードディスクの無駄なき活用方法である。C:\swapfile.sys を唯一の仮想メモリとし、上限を 256MB とした。