Windows 8 の デバイス マネージャー

Windows 8 の デバイス マネージャー には、Windows XP にはあった「プラグ アンド プレイではないドライバ」の項目がなくなっている。そのため、それらのドライバ一覧を列挙したり、開始・終了を行ったり、スタートアップの種類の変更したりすることが簡単にできなくなっている。

一応、代替の方法はある。列挙については、レジストリ エディター (regedit.exe) の HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Services キー以下を参照することで行える。開始や終了などは、sc.exe を使って、たとえば sc start beep でビープ音サービスを開始したりできる。

まるで、ネットワーク接続の管理を netsh.exe で行うような感じだ。

ただ、この方法はまどろっこしいので、専用のソフトを使っていこう。すなわち、Nirsoft の ServiWin というフリーウェアである。

ServiWin は、以下のツールで表示できるサービスを制御できる。

  1. かつてのデバイス マネージャーの「プラグ アンド プレイではないドライバ」
  2. コントロールパネル>管理ツール>サービス (services.msc)

メニューバーの View に「Drivers」「Services」という 2 つの項目があり、それぞれに対応している。F7, F8 で切り替えることも可能。

というわけで、Drivers 一覧で、「プラグ アンド プレイではないドライバ」を制御できる。

2 つのモードを使いこなそう。

Drivers 一覧には、たとえば、「beep」や NetBIOS 系のドライバがある。また、アンチウイルスやファイアウォール用のドライバだったり、暗号化ソフトの TrueCrypt や、仮想 PC ソフトの VirtualBox のドライバもある。