強すぎるスティーブ

久々に鉄拳6でオンライン対戦をやっていた。ランクマッチも、プレイヤーマッチも両方やったけど、以前と比べて、やってる層が偏っていた。まず、回線レベルが 5 が多い。最大の快適回線ということは、日本勢がわりと多いのかもしれない。が、まあ、ふつうに 1 や 2 もいた。それから、やたら強い人が多かった。ステステできて当たり前の世界だった。自分は PS3 のコントローラーでやっているし、十字キーで操作しているということもあり、できないし、身に付けようとも思わない。

超高段位である「羅刹」の人と 4 回くらい当たった。この段位に到達するには、並のテクニックでは到達できない。上級者の腕前を身に付け、さらに、そのような猛者を勝ち破らないとなれないランクである。超上級者だ。キャラはスティーブだったのだけど、わからん殺しが多かった。スティーブとはこれまで何度も戦ってきたので、ある程度の立ち振る舞いは感覚的に知っているはずなんだけど、これまでのどのスティーブとも異なる強さを持っていた。

固めも上手すぎた。技を出したあとに、さらに技を出してくるのだが、技と技の切れ目がどこにあるのか分からなかった。おそらく、ディレイというテクニックを使っているのだろう。途中で止めたりもしていると思う。ここぞという時にしゃがパンを入れようとするのだが、ことごとくフレーム不利だった。ガードさせて有利になる技を多く打ってきていたのだろうか。全然わからない。

攻撃も上手かったけど、ガードも上手かった。テイルモップのような、見えない下段はたまに食らってくれたのだけど、バレてるかのようにしゃがまれることも多かった。

逆ワンツーからの固めに持ち込もうとするが、4 発くらいまでしか続かなかった。確反は当たり前のように打ってくるし、有利フレームのときは攻めてくる。さらに、ステステによる回避が上手くて、技が届かなくなることがよくあった。しかも、スティーブは、横移動ボタンがあるので、奥や手前に避けられてカウンター取られることもあった。

大会動画で、やたらと互いに様子見してるようなシーンは多いのだが、その理由が分かった。ガン攻めによる固めはステステや横移動で回避されてカウンターをもらいやすいからだ。読みが上手くて、かつ、難しいコマンドを素早く出せる人なら、固めることもできるだろうが、ゲームの達人レベルに達していないとそんなのは無理だ。

運が良かったのか、遊んでくれたのかどうかわからんが、1 ラウンドだけ勝つことができた。決め手は、アニマルアッパーカットという、ヒットしにくい昇竜だった。誤爆だったのだが、運よくカウンターヒットして大ダメージだった。相手はカウンターを狙って、横移動からの遅い技を振っていたのだが、相手が避けた直後にロジャーの向きもそっちに転換したため、ちょうど当たっていた。