横移動

てつのけんを主にやっている。

オンライン対戦は、回線が遅いと、ふつうの試合にならない。割れない連係で技を振っても失敗することがよくある。それから、スカ確もタイミングが難しかったりする。ロジャーが免許皆伝になってからしばらく経つが、降格の危機が何度も訪れては、なぜかそんな試合に限って勝っている。とどめの下段をガードして逆転、というパターンが多い。飛燕になってみたいものだが、道のりは遠い。

一番いいのは、楽しむことなので、これ当たらんやろ、と思えるでかい技をたまに出す「遊び」を入れることが多いのだが、それが負ける原因でもある気もする。ただ、勝とうという気持ちが大きすぎると、冷静な立ち振る舞いがいまいちになる。このゲーム、技術はもちろん、精神論も重要なのだ。

初心者リリにふつうに負けた。クロックリターンを連発されて食らいまくった。なので、練習モードで、リリ対策を行った。クロックリターンは、キック 1 発目と 2 発目の間に隙があるため、1 発目をガードした場合、すかさずジャブやしゃがパンを入れるといい、と再確認。さらに、ライトゥーも入ることが判明した。もはや、上級者の間では、起き攻め以外でのクロックリターンは禁じ手であろう。また、1 発目ガード後に、横移動で 2 発目をかわすという方法もあった。重要なのは、横に一歩ではなく、歩く必要があるということ。

CPU 対戦モードにして、横歩きを実践してみたのだが、フレームが対等か有利なとき、相手のワンツーなんかを軽やかにスカすことができ、背後を取ることも可能であった。なんというおいしいテクニック。うまく使えば、背後からの投げを決めることもできる。ただ、ホーミング技の前では無力であるし、それ以外の技に対しても無敵ではない。なにより、後移動とは違い、横移動は、ガードしていない状態なので、いとも簡単に上・中・下を食らってしまう。下手に使うと、ぼっ立ちよりもまずい。

オンラインの実戦でも試してみた。逆ワンツーなんかのフレーム有利技を当ててから、横歩きを始めると、何度か、対戦相手が、見えない敵に反撃をしている姿が見られた。そこで当てる、ワンツースリー。横歩きをすることで、相手の技を食らうこともあったが、わりと有効に機能して、闘いを有利に進めることができた。

これから、うまい横移動の仕方をまったりと身に付けていこう。