アニメ感想 (寄生, 魔弾, 弱虫, セハ, シロ)

ニコニコ動画でアニメ第 1 話(無料)を観てみるシリーズ最終回。

寄生獣

まずは寄生獣。原作の漫画は、昔読んだことがある。内容はほとんど覚えてないけど、おもしろかった記憶がある。そんな作品のアニメ版。キャラクターの風貌は原作と違っている。どういう思惑かなぞだが、そこに不満があると言う声も多い。原作にとても思い入れのある人たちなのだろう。

どんな作品でもそうだが、漫画とアニメは別物と思わなければやっていられない。

たとえば、ワンピースやハンターハンターだって、僕は漫画は好きだが、アニメは特に好きではない。漫画が原作の作品の良さとは、何よりもその画であり、線の強弱であり、微妙なタッチであり、コマ割りであり、静止画というステージならではの演出である。

寄生獣については、ふつうにおもしろかった。主人公の右腕に寄生した謎の生命体であるところのミギーの声は、かわいらしい系だった。漫画を読んでいるときの僕の脳内では、男性の落ち着いた声としてイメージされていたのだが、まるで意外であった。

コメントを読むに、ストーリーの進み方というか演出?も原作とは違う部分がけっこうあるらしい。

この作品、第 1 話だけ無料で、第 2 話からは有料だ。うーん、毎週 観たかったけどザンネン。

魔弾の王と戦姫

さて。魔弾の王と戦姫。OP が進撃の巨人ぽい。コメント欄が楽しそうで何よりのタイプの良作。コマンドー的な、なんかそういう。

主人公は弓の使い手であり、凄腕である。敵のトップを射るのに失敗して、捕虜となってしまった。が、敵地でのんきに過ごす展開。おとぼけキャラではないのに、どうしてそんなことになっているのか。不思議な感じ。

ただ、捕虜ではあっても、敵のトップが弓の腕前に惚れたとのことで、厚遇されていることが関係しているのだろう。いや、してなければならない。

しかし、惚れているのは弓だけではなく、主人公自体をも。というあたり、現在放送中の別アニメ「アカメが斬る!」のタツミとエスデスの関係によく似ている。

そんな話だ。

弱虫ペダル

さて、弱虫ペダル 2 期。数か月前まで、大会編をやっていて、途中で最終回となり、この第 1 話をもって再開ときた。まるでブランクを感じさせないスムーズな進行。おさらいはすぐ終わって、いつもの弱ペダが展開される。この安心感はいいものだ。

まあ、しかし、いきなり勝負の展開である。今大会(自転車レース)で、どのチームが優勝するのか?追いつき、追い越し、追い抜かれ、仲間内で深まる絆と、他チームとの心理的なやり取りなど。実際には短い時間に起きたことでも、この作品では、長く描写される。そこにテンポの悪さも感じるのだが、質はいいので大目に見られる、というかそこがメインといってもいいので、永遠に大会が終わらないというのでもいいだろう、いやさすがにそれはあんまりだが。

1 期を観ていた人は、もちろん楽しめる内容となっており、ていねいな CG で描かれたロードバイクという自転車の造形や動きは初見の人をも魅了するところがある。

セハガール

さて。Hi☆sCoool! セハガール という作品。フル CG アニメである。二頭身のキャラクターたちが、ボケとツッコミで進行していく。今風の「かわいらしい風貌」なのだが、それに甘えず、媚びず、ネタがよく練られていて、そこで勝負している。「売れればよいのだ」という資本主義的なクソさを感じさせない、好感の持てるつくりとなっている。

ゲーム会社の SEGA をフィーチャーした作品で、昔からセガのゲームに親しんだ人なら、懐かしさやニヤリを得ることができるだろうと推測する。真摯でマニアックな笑いはライト層にも届く。

第 1 話では、大取としてバーチャファイターが登場。セガサターンの最初期タイトルの一つで、ポリゴンを導入した 3D 格闘ゲームのパイオニアとして社会現象にもなった偉大な作品。なんでだっけか、二頭身のキャラたちが変身して、通常頭身になり、バーチャファイターの世界に入っていく。次回予告には、バーチャファイターのキャラが、当アニメのキャラに投げ技を決めたりするシーンが映り込んでいた。

SHIROBAKO

さて、SHIROBAKO. 冒頭は、学生がアマチュアでアニメをつくっているシーン。「けいおん!」のような感じがあり、苦手な人には受け付けない姦しさが全開だ。

つまらんなーと思いながら、別の作業をしながら、動画を流していたのだが、急に暗転し、夜の車道が映し出される。信号待ちしている車内には一人の運転手。おそらく、冒頭の学生のうちの誰かが成人したものである。虚ろな表情をして、牛丼屋の明かりをぼんやりと眺めている。

次のシーンでは、カーレースが展開される。一般道を猛スピードに駆け抜け、スリルと迫力に満ちている。このシーンだけでも一見の価値がある。

主人公は、アニメ制作会社に勤めている。描き出されるドラマは、その業界の人間模様であり、〆切の迫った中でギリギリの制作をしていくさまである。ようやく到達した週刊アニメ制作という高みへの喜びも束の間、できてるはずのものがまだ全然できていないというアクシデントに見舞われ、ひとつのミスがたくさんのスタッフたちに伝播していく。どう乗り越えていくのか。そんな文学。

業界用語、専門用語、オタクくさい内輪の言い回しにせからしさを感じるシーンもあるにはあったが、展開はよくできていて、釘づけになる。

こういう会社ありそうとか、こういう人いそうとか、こういうトラブルって実際に起こったことをモデルにしてるんだろうなーとか思えるほどに、リアルな展開や会話があって、臨場感がある。

最初はさらーっと流すつもりだったが、つい最後まで見入ってしまった。

まとめ

と、いうわけで。今期の第 1 話の鑑賞と感想は、この記事で終わり。前回、前々回、今回の記事に書いてないアニメは観たことない。「天体のメソッド」というのを観てみたかったんだが、生放送でしか配信されてないようだ。

第 2 話も続けて視聴するか否か、それは作品による。とりあえず、テラフォーマーズとバハムートは、最新話まで追えている。テラフォーマーズは、規制が多くて、グロテスクな絵が黒く塗りつぶされる割合が高くて、逆にすごい見た目になっている。

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