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新アニメ感想(学園,マス,銃皇,幸腹)

前回に引き続き、新アニメ第一話の感想を書いていく。今回は、観ながら書いた。

ファルコム学園

2分アニメ。CGを駆使して、キャラクターを雑に回したりしている。ゲームが原作らしく、アニメでは、全くオリジナルの展開をしているらしい。ドラクエを基本とする記号的な RPG の雰囲気を感じる。それぞれのキャラがなんなのか、説明もなく展開していき、若干の置いてけぼり感があったので、ゲームで知ってから観るのがベストだろう。超スピーディギャグ。

アイドルマスター

通称「アイマス」のアニメ。たしか、元はアイドル育成ゲームで、キャラがポリゴンのやつだ。アニメは、まあ今風の 2D だ。背景が綺麗。デス・パレードと同系統の質感。キャラも背景に負けないくらい、陰影がつけられていて、確実に金がかかっている、いい仕事してる。メインのキャラクターが多数いるが、前半は、ほぼ一人にフォーカスが当たっていて、話が進んでいく。

メインの女性キャラは目が誇張され、大きく描かれているが、そうでない男性のキャラは、劇画に近い。メインキャラの容姿の良さを目立たせるためだろう。

中盤からは、別のキャラの話も織り交ぜられていき、前半のキャラとの差が、陰と陽であり、メリハリが出てくる。最初の男性は、ストーリー進行役として存在しており、無表情かつアクティブで、クールで好ましい。

後半になっても背景とキャラの描画完成度が高すぎるまま進行する。桜の花びらが舞い落ちるさまは、3DCG をうまく使っているようで、どちらかといえば、花より雪っぽいモーションに感じるんだが、転用しているのだろうか。

暗い子が、明るい子に、心を良い意味で揺さぶられる展開に、泣きそうになった。まるで、セハガールの、メガドラドリキャスだ。こういうのに弱い。

本当はもっとキャラ増えるんだろうけど、今回はほぼ、二人のキャラクターの物語に終始していて、話に入りやすく、わかり易かった。とにかく映像美が、超高品質といえるレベルだった。これほどの作品が他にあるだろうか。

銃皇無尽のファフニール

どこかで見たことあるよな、ありきたりのキャラデザ。まあまあ、かわいいからよし。のどかな無人島。夏の晴天。まばゆいフィルターがかかって、映像がやわらかく加工してある。あたたかく、夢のような背景だ。大好きな景色。

「嗅いだり舐めたりする気でしょ」というような、相手が変態であることを、女性にしては具体的に確信しすぎている発言が飛び出す。しかし、次の瞬間、ドラゴンがあぶないからがんばっていこうという、緊迫した世界が始まる。近未来な建物。しばらくシリアス。ドラゴンのデザインが凝っていて、一見、ドラゴンに見えないくらい。

女の子だらけの学園に、男の主人公が一人。ハーレムものだ。中盤から、前半から久しぶりの、エッチだなんだと責められたり、パンチラぎりぎりの股間を映すエロコメディ要素が入ってきたかと思いきや、すぐにシリアスに戻り、ゆるふわ SF、あるいは硬派ファンタジーというべき武器が出てきて、アクションシーンを見せてくる。「ダークマター」というモノが出てくるが、現実の宇宙にある同名のソレとは異なっていて、通常の物質である人間が制御できる代物となっている。

とりあえず、全体的に、女の子のエロさ可愛さを観るタイプの作品のようだ。股間以外に、ぐっとくるストーリーも演出も設定もなく、終盤には完全にラブコメとかエロゲ・ギャルゲと呼ばれるたぐいの何かになっていく。

幸腹グラフィティ

料理の話だろうか。そんな映像と話から始まる。最近のアニメってのは、どうして、どれもこれも背景がきれいなのだろうか。業界全体が底上げしてきているように見える。セル画より効率が上がって、短時間でもきれいにできるようになったのか。

「食」にまつわるシーンがつづく。タイトルに「腹」とあるが、本当に、そういうアニメなのか。

食べ物が、美味しい、ということを表現するのに、オーバーな演出があり、まるでミスター味っ子の、味王の「う・ま・い・ぞぉーーーー!!!」に近いものがある。この作品の場合は、女の子のエロという方向にその表現がいっていた。このアニメもそうなのだろうか、結局のところ、2次元美少女オタクだけが得するエロがやりたいだけで、それにかこつけて、グルメだなんだという建前ストーリーだというのか。中盤で、そんな疑念がわいている。

うどんの次は、おいなりさん。次々に、さまざまな料理が登場していく。3DCG で表現されているように見える。そのニセモノ感、独特な表現が、逆にすばらしい。未知のクオリアを生じさせてくれる。

安直な百合を狙っているように見える。今の時代、こんなんが売れるのか。いや、いつの時代もそうなのか。バカにされているようだ。金稼ぎと割り切ってるんなら別に、それはそれで潔いんじゃないですかね。店頭が、どんどん賑やかになりますね。

後半、やはり、料理にフォーカスが当たりつづけるが、本当にフィーチャーしたいのは、やはり、女の子の可愛さであるとしか思えない、雑な展開だ。伏線もそれほど活きてないから、泣ける展開っぽくつくってあるが、全然ほっこりもなんともなかった。非常に、悲しい作品だ。

つづく

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