京騒 2
アニメ京騒戯画 2 話を観た。またしても謎多き回だった。時代は、未来のお話。1 話の最後にやってきた異世界人が、やってくる前にどうしていたかというエピソードが綴られている。しかしながら、そのまま 1 話の最後につながるのではなく、それ未満であった。それぞれの登場人物が、どういう位置付けにあり、どういう関係なのかが明示されない。会話から汲み取って、いろいろと想像するしかない。
しかしながら、完全に煙に巻いているというわけでもなく、幾らか 1 話に登場した人物の名前は出てくる。話についていけなくなりそうな頃に、1 話に出てきた絵の世界「鏡の都」というキーワードがそっと出てきて、少しわかりかける。
次回 3 話では、ストーリーが過去に戻る。1 話には、「過去」と「現在」という 2 つの章が含まれていたが、3 話は、1 話の「過去」の続きである。
現在、以下の時代が既出である。
- 過去
- (不明)
- 現在
- (不明)
- 未来
分かりやすい物語は、過去→現在→未来と流れていく。京騒戯画では、過去と現在と未来が小出しにされていて、その 3 つの間にミッシング・リンクが存在する。だから、物語の全容が不明なのである。
次回 3 話では、過去から現在にかけてのエピソードが展開される。これによって、以下のようになる。
- 過去
- 過去 2
- (不明)
- 現在
- (不明)
- 未来
過去につづいて、過去 2 が判明するため、ぐっと理解が深まるだろう。もちろん、過去と現在の間のすべてが語られるとは限らないため、(不明) な部分は残りうる。
もしかしたら、この作品は、こうした、飛び飛びの時間構成でなくなったら、一気につまらなくなるかもしれない。