ストアアプリ「メール」再インストール

問題Windows 10 (SR1) のストアアプリ「メール」による通知が出ない。
回答: 再インストールすると、改善された。

ストアアプリ「メール」再インストール方法

  1. コマンドプロンプト (管理者)
  2. powershell
  3. remove-appxpackage microsoft.windowscommunicationsapps_8wekyb3d8bbwe
  4. ストアアプリ「ストア」で「メール」をインストール

手順 3 における「microsoft.windowscommunicationsapps_8wekyb3d8bbwe」は、「メール」の PackageFullName である。これは、get-appxpackage にて確認できる。

注意

手順 3 では、remove-appxpackage でアプリのアンインストールを行っているが、正規の方法なのかどうかはわからない。システム上に、アプリの情報が不完全に残ったりして、不具合を起こす可能性がある。

参照

ダークソウル2 8周目(カンスト) ソロ攻略中

ダクソ2の8周目をプレイしている。カンスト世界だ。7周目までは、めんどくさくて、色んなステージをスルーした。8周目では、落ちてるアイテムを全部取って、ボスも全部倒そうと思っている。

ソロでやっている。白NPCの召還も禁止だ。SLは上げ放題で、武器・防具も制限してないので、自由度は高い。

いくつかのボスについて、感想を記す。

  • 虚ろの衛兵

こいつの難しいところは、複数戦であるというそれだけであって、攻撃を食らわなければどうということはない。打撃と雷に弱いので、雷の名工の金槌+5で、のんびり殴って倒した。

こいつも複数戦だ。弱点は、打撃と魔法なので、魔法の名工の金槌+5に結晶魔法エンチャをして、のんびりと殴っていくだけだった。4~5発で一体を沈めるほどのパワーがある。

複数戦になると、見てから回避しても、タイミングよく別のヤツの攻撃に当たってしまうことがある。カンスト世界では、HP 4 割くらい持っていかれる、痛いダメージだ。運もかかっているとはいえ、ノーロックで根気よく殴っていこう。

  • 忘れられた罪人

弱点は魔法なので、魔法の名工の金槌+5で殴り倒した。厄介なのは、2人の呪術MOBで、カンストでは、ダメージも強靭削りも高くなっているように感じた。罪人を気にしながら、あいつらを処理するのは、なかなか大変だ。逃げ回るのを追いかけて倒したところに、罪人の一撃がくる。そのため、罪人が、隙の大きい技を空振りしたところで倒しにいくのがいいかもしれない。ノーロック安定。スリルあって達成感のあるボスだった。

  • 刑吏のチャリオット

こいつ自体も強いが、まず、不死刑場に入るのが難しい。強敵の集団暴力が襲う。駆け抜けようとしても、デブが道を塞いで詰まることも多々ある。運良くスルーできたら、貴き者の骨粉のある足場にジャンプして、帰っていくのを待つ。あるいは、弓で射ると、フラフラこっちに向かってきて橋から落ちることもあった。まずこの作業に時間を持っていかれる。そして問題は、グレソ持ちのゴツいMOBだが、エスパダ・ロペラ(刺剣)の R2 で強制的に怯むので、ハメ殺し安定だ。

骸骨はスルーすると危険で、最初のネクロマンサーを殺したら、骸骨も殲滅したほうが安定した。次のネクロマンサーと骸骨も同様の流れで処理する。こいつらも強いので、運が悪いとあっさりやられる。

なかなか苦労したボスだった。

  • 鏡の騎士

こいつは本当に苦手だ。左半身が盾でがっちりガードされてるから、いい当たり所に攻撃しないと通らない。その上、攻撃と攻撃の間隔が短いから、チャンスが少ない。それでも魔法の名工の金槌+5で殴っていく。そして、召還モーションに入ったら、毒ミダ短剣でザクザク切りまくって毒らせる。召還されると複数戦になるわけだが、ガーゴイルとかで慣れたから、複数戦ならではの苦労は少なかった。召還がなくてもふつうに苦手なヤツだ。

  • 闇潜み

初見プレイでは最も苦労したボスだ。だから恐れていたのだが、カンストでは、意外にも、かなりのザコだった。雷の大槍を投げつけると、HP の 1 割強も削れる。ヌルゲーだった。

このボスに挑むには、古き闇の穴を3箇所クリアする必要があるが、闇の誓約ランクMAXになっていると、はじめから洞窟内がとっても明るくなっているので、カンスト前に闇潜みを倒してランクMAXにしておくとやりやすい。

とはいえ、道中のMOBが強い。

  • 古の竜

古の竜は、初めて挑戦した。倒すにあたって、まず道中のMOBを枯らすことから始めた。デカい兵士の強いヤツは、猛毒の霧と雷の大槍で倒して、ちっちゃい人は、サンティの槍の両手持ちダッシュ攻撃グルグル3回強制怯みでハメ殺した。

このボスは、HP が多いんだけど、ほぼ毒ミダ短剣オンリーでやって 5 分くらいで倒せた気がする。危険なのは、方向転換ブレスである。奴が飛んだら、しっぽがどこに向いているかを素早くカメラで追って、しっぽのおわりのほうへと走っていけば当たらない。最初は、それができなくて、何度も焼き殺された。どの攻撃を食らってもほぼ一撃死だったりするので、HP を増やす指輪などは外して、軽い格好をしたほうがやりやすかった。竜は、ゆっくりとした動作なので、適切な方向によければ、まず当たることはない。攻撃パターンを覚えてしまえば、作業ゲーになるボスだ。

  • 穢れのエレナ

魔法の名工の金槌+5でやった。ソウルの槍も打ち込んでみたんだけど、びっくりするほど減らないので、殴りに専念した。召還が、ガイコツ→ブタという当たりを引いたパターンで倒すことができた。ヴェルスタッドだったら死んでたと思う。HP が多いので、積極的に殴っていった結果、いいことになった。こいつは、特に、長引くほど不利なボスだ。召還されると難しくなるので、なるべく召還回数を減らすべく、特にあいつが一人でいるときには、隙を見ては一発・二発ぶん殴っていく。一撃死するほどの攻撃はまずないから、ちょっと欲張っても致命的ではない。

  • 眠り竜シン

護り竜にしてもこいつにしても、飛ぶボスは大嫌いだったのだが、今回でこいつは好きになった。こいつの攻撃方法として、飛ぶパターンと飛ばないパターンがある。地上にいるうちに、一発でも殴っておくと、次の攻撃が飛ばないパターンになる割合が高かったように感じた。首で薙ぎ払って前足をドスンと落とす攻撃があるが、よけづらい。首は、どの時点でダメージ当たり判定が発生するのかつかみにくいし、前足ドスンも、意外と遅くダメージが発生するように思う。だから、首が届くほどの中距離にいるのが一番危険だ。最大の攻撃チャンスは、前足で引っ掻いてくるパターンで、前ロリでお腹に入ると、金槌を5発は当てられた。ただ、お腹にいると、脇の下ブレスをやってくるパターンもあるから、ええ具合に脱出する必要がある。

飛ぶパターンの攻撃は嫌いだが、回復やスペルを使うチャンスも与えられるので、エスト飲みや惜別かけ直し・解毒などに使わせてもらった。

Web サイト「日本アニメ(ーター)見本市」感想

「日本アニメ(ーター)見本市」というサイトがある。

アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の監督である庵野秀明と、ニコニコ動画の運営ドワンゴらが送る、

この先の映像制作の可能性を探るWEB配信アニメーションシリーズ

である。

有名・無名、問わず、実力のあるクリエイターが、さまざまな短編アニメを制作する。そのアニメ群が、このサイトに無料で公開されている。現在 13 作品。

一通り鑑賞した。すべての作品に共通しているのは、動画時間が短く、10 分ほどである、ということである。商業アニメのようなポップさには重きを置かれておらず、「静止画を連ねてアニメーションをする」という文脈において、個性的な表現に力が入っている。

いくつかの作品への感想を以下に記す。

具体的なストーリーは描写されておらず、「エロスと暴力の刺激的で良い表現」の最高峰を目指したかのような、ひたすらにエッジの鋭い映像がスピーディに展開される。女体が扇情的な動きをしたり、人が人を殺したり、食べたり、潰したり、撃ったり、ゲロを飲ませたり、泣いたり、笑ったり、苦しんだり、思い出したり、飛んだり、抱かれたり、壊れたりする。説明文によると、ミュージックビデオとのことで、実際、ずっと音楽が流れている。セリフらしいセリフは登場しない。

18禁といえるほどの性性・残虐性はないが、そのギリギリを攻めていく姿勢が感じられる。カッコよさ、激しい感情の連想を掻き立てようとしているのを感じる。あくまでエンターテイメントとして収まっており、人が人を思いやる人情が込められている。不快にならない程度の優しさをもって視覚と聴覚への大刺激を与えんとする意欲が感じられる。

手書きの荒いタッチをそのままに動かしている。人間が小さくなったので、あらゆるものが巨大になった世界を描いている。片手で持てるほどの食器が、巨大に見える世界の絵は、視点の転換を促している。戦争を見て、平和に気付くようなことだ。

小さくなった人間はゴキブリ並みのスピードと身軽さがあり、部屋を走り回ることが星間飛行のごときビジョンだ。映画スパイダーマンや、進撃の巨人のような、爽快感のある駆け抜ける景色を体験することができる。

fps が低いので、静止画一枚一枚をコマ送りにしているということに気付かされて、「この上手い絵を一枚一枚描いているんだな」という、苦労だったり、その技術の高さを改めて認識させられる。

後半に入り、人間がとんでもない嫌悪感と焦燥感に襲われる。その瞬間、絵の荒さが激しくなり、それが動くさまは、ぐちゃぐちゃだ。しかしながら、絵が上手い人は、下手な絵を描けないので、それでも上手いのだ。

命の危機続きの小さな人間が、普通の人間に一発お見舞いしたあと、仄暗い物陰で、腹を抱えて大笑いするシーンが好きだ。BGM も止むので、安堵感・静けさ・解放感を得られる。しかも、そこで、携帯のベルが鳴り、それがまた不思議なメロディであり、小さな人間が不思議がるので、おもしろい。それから、小さな人間がスマホのタッチスクリーンを操作するが、両手で一生懸命なところが可愛く、たとえ体が小さくても画面に触れることができれば、コンピューターを操作できるという、新たな便利さへの気付きもある。

ひたすらにロボットと怪獣が戦う。ウルトラマンサイズだ。ロボットが、あまりにも変形と攻撃を繰り返すし、倒したと思えば新しい敵が現れ、ひたすらに光るわ爆発するわ「ピューン!ピカーン!ジュワジュワドーン!シャキン!ドシン!キュイイーン」と SE が息つく暇もなく繰り出されるので笑わずにはいられない。

一般のバトルにおいて、戦況の変化は、かくかくしかじかあるものだが、このアニメにおいては、そんなことどうでもいいのであって、ただひたすらに、やりたいシーンを描き続ける、欲にまみれたロボアニメバカによるストレートな映像作品である。

BGM が不思議な感じがする。激しいバトルが繰り広げられているのに、悠長に歌い上げている。

その光はなんなんだ?とか、どうしてこうなった?とか、これはなんだ?とかいう疑問は尽きない。そういうのは裏設定があるのかもしれないけど、別にわかる必要はない。

一番好きな作品。ダサい主人公が、ダサい歌を歌う BGM に乗って、短編が始まる。曲もダサいし、歌詞があまりにもダサすぎて熱い。岡村靖幸DJ OZMA 系統のそれである。アニメの内容は、主人公が、ヒロインを助けに、敵の砦を落としにいくもので、ダサいけど強い。強いけど、どんなにかっこつけててもダサいのがたまらない。

歌で「一二三で大逆転!宝島へと船を出せ~!」のところがダサすぎて最高だ。人々が、こういうものを素直に表現することができれば、恥の文化である日本の暗黒面が緩和されるのではないか。

手書きっぽいやつ。タイトルのロゴ・フォントがかっこいい。クリエイターだか思想家・活動家・哲学家的な主人公が、くだをまきつづける。クリエイトした世界に苦しめ続けられる。何のことが表現されているのか、意味がよくわからないのだが、創作活動における葛藤のような何かを訴えている。

連想することはある。人生において、いいこととは何なのかという問いは尽きない。刹那的な快楽に溺れて、最後まで笑っていられるのは幸せだ。家族を持って、子どもを生んで、その子どもに「何をつくるのが一番いいのか」の問いを託すことも幸せなような気がする。どんな作品をつくっても、一生楽しめるようなすごいものには至ることができない。俺は完璧主義なので、それほどに価値のあるものにしか意欲が出ない。だから、子どもを「つくる」のだ。子どもがすごい作品をつくるかもしれないからだ。そうでなくとも、その子がまた子どもをつくれば、その子どもがつくるかもしれない。仮に、こうして、いつまでも、孫から孫へと問いが移譲されつづけても、いつかはすごいものをつくる子どもが現れるだろう。その可能性は確実にある。ゆえに、子どもという作品をつくることが、最もすごいことなのだ。

子どもというものを選択肢から外すと、自分自身で、とてつもなくすごいものをつくる必要が出てくる。何をつくっても納得はいかないはずだ。つくっては壊し、繰り返すだろう。